浅間高原⁸⁷⁹㍱            

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クロツグミについて     ☄

クロツグミは、白地に黒の斑点のある腹部以外、全身が黒色の中型のツグミです。くちばしはややオレンジががった黄色で、細かく見ると目のまわりも黄色だそうです。メスはオスの黒が暗褐色に変わります。4月中旬に渡ってきて、「朗々とさえずる」「トップクラスのエンターテイナー」*1と評されています。クロツグミの耳に心地よい、笛の様な、落ち着いた声は、聴く者の心を落ち着かせてくれるように感じます。

 

小型ツグミの「コルリ」や「コマドリ」、中型ツグミの「クロツグミ」や「アカハラ」の類いは鳴き声が優れており、全世界に分布しています。なかでも、ヨーロッパの「クロウタドリ」、アメリカの「(アメリカ)ロビン」が有名です。*2

*1:高橋東士著 「浅間高原の野鳥 バードウオッチングノート」による。

*2:同「浅間高原の野鳥 バードウオッチングノート」