浅間高原⁸⁷⁹㍱            

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アカハラについて      ☄

アカハラ

胸から腹部側面が「オレンジ色」で、腹部中央から尾羽基部下面が「白」、頭部が「暗褐色」の羽毛で覆われたツグミ科の夏鳥。嘴は黒っぽく、やや太く感じる。一部、冬に渡ってくる個体もあるようだ*1が、一般的には夏鳥で、4月中旬に、クロツグミと相前後して渡って来る。(シロハラはヒタキ科で冬鳥)

 

アカハラも、クロツグミ同様、澄んだ笛のような声で「キョロロン キョン ジー」と、朝早くから、競い合うようにさえずる。このさえずりはアカハラの大合唱となって夕刻まで続く。*2  浅間山麓では、アカハラが地上でミミズや昆虫を探す姿をよく見かけ、家のすぐ前にまで採食に来る。2003年、アカハラ軽井沢町の鳥に制定された。

*1:サントリーの愛鳥活動

*2:高橋東士著 「浅間高原の野鳥 バードウオッチングノート」