浅間高原⁸⁷⁹㍱            

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ヒヨドリについて      ☄

ヒヨドリ

全身がブルーががった灰色で、眼から頬~喉にかけて褐色の模様があり、頭頂部に「冠毛」という、周囲より長く、逆立ったような羽毛があるのが特徴です。都会にも多く、23区でも、大声で鳴きあいながら飛びまわる「ヒヨドリの大集団」をよく目撃します。浅間山麓では、ここまでの大集団は見られず、小集団で移動しているようです。また、一部が留鳥化しているとのことです。*1

 

体を直立させて枝にとまる、ヘリコプターのようなバーリンができる、を好む、などの特徴があり、ウリハダカエデの枝先で上手にホバーリングするヒヨドリを見かけたこともあります。蜜を好むのは、熱帯が生息地だった祖先の名残りとのことです。ヒヨドリは渡りの際、大群で海に飛び出すことでも有名で、これは「ヒヨドリ越え」(源平合戦源義経が参考にした)として知られています。鳴き声は騒がしく、うるさく感じるヒトが多いかもしれません。

*1:高橋東士著 「浅間高原の野鳥 バードウオッチングノート」