ヒガラについて ☄
ヒガラ
スズメ目シジュウカラ科の小型の留鳥。「コガラ」よりもわずかに小さく、シジュウカラ科最小の鳥。頭は黒く、喉に「大型蝶ネクタイ|あごひげ|よだれかけ」様の黒斑がある。さえずりは、「ツッー ツッー」とか「ピーチク ピーチク」と聴こえる。
春先から初夏に、ヤマを散歩していると、童話か何かで聴いたような「ピーチク」という鳴き声がよく聞こえてくる。童話では「スズメが『ピーチク』...」というが、実際のスズメはこんな鳴き方はしない。確信はないが、あの表現は、ヒガラの鳴き声を作者が(何か理由があって)スズメと言い換えているのではないかと思う。
写真は、2018年6月に啄木鳥ハウスの軒先にヒガラ夫婦が住み着いたときのものです。抱卵までは行ったようですが、外敵の襲撃に遭ったようで、孵化前に巣は放棄されました。その後、ここに来るヒガラ夫婦はいません。